8 years ago
債権回収
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雑談
弁護士の高橋です。
多くのご依頼いただく仕事の中に、「債権の保全」「債権回収」があります。
「債権の保全」とは、取引の相手方に万が一が生じた場合に備え、売掛金などを保全する手続を指します。
他方、「債権回収」とは、取引の相手方に万が一が生じた場合、現実に売掛金を回収する手続の
ことです。
「債権回収」は、取引の相手方に、既に万が一が生じている状況ですから、非常に困難が付きまといます。
いずれにしても、取引には、「信用」が付いて回ります。
新たな相手方と取引を行うには、まずは相手方が信用に足る人(または会社)か否かを調査をすることから開始するべきでしょう。
この点、日本国内においては、帝国データバンク、東京商工リサーチなどの信用情報の取り付けが考えられます。
しかし、外国の会社の場合、なかなか相手方会社の信用情報の取り付けが難しい。。。特に、新興国ではさらに難しい。。。
この点、中国では、最高人民法院(日本の最高裁判所に該当する官庁です。)のHPで、強制執行手続において履行能力があるにも関わらず履行をせず、かつ執行妨害や回避を行った法人や個人を掲載しています。
http://shixin.court.gov.cn/
今後、どんどんグローバル化をする中で、とても有用な制度と思います。
(日本でも取り入れて欲しい。。。。)
多くのご依頼いただく仕事の中に、「債権の保全」「債権回収」があります。
「債権の保全」とは、取引の相手方に万が一が生じた場合に備え、売掛金などを保全する手続を指します。
他方、「債権回収」とは、取引の相手方に万が一が生じた場合、現実に売掛金を回収する手続の
ことです。
「債権回収」は、取引の相手方に、既に万が一が生じている状況ですから、非常に困難が付きまといます。
いずれにしても、取引には、「信用」が付いて回ります。
新たな相手方と取引を行うには、まずは相手方が信用に足る人(または会社)か否かを調査をすることから開始するべきでしょう。
この点、日本国内においては、帝国データバンク、東京商工リサーチなどの信用情報の取り付けが考えられます。
しかし、外国の会社の場合、なかなか相手方会社の信用情報の取り付けが難しい。。。特に、新興国ではさらに難しい。。。
この点、中国では、最高人民法院(日本の最高裁判所に該当する官庁です。)のHPで、強制執行手続において履行能力があるにも関わらず履行をせず、かつ執行妨害や回避を行った法人や個人を掲載しています。
http://shixin.court.gov.cn/
今後、どんどんグローバル化をする中で、とても有用な制度と思います。
(日本でも取り入れて欲しい。。。。)
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